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ゴルフの起源はやっぱりスコットランド?

ゴルフといえば英国。スコットランドが発祥の地だと思い込んでいる人は多いでしょう。ところが実は、オランダ説、中国説などがあり、はっきりとはわかっていません。

ゴルフの起源にはさまざまな説があります

オランダ、イギリス、フランス、イタリア、中国などの説があります。ヨーロッパの古い絵画にはゴルフをしている姿と思われるようなものがいくつもあるそうです。古代ローマ帝国時代のパガニカというゲームがゴルフの起源という説もあります。羽毛を皮で包んだボールのようなものを、先の曲がった棒で打つ遊びです。帝国の勢力増大とともにヨーロッパ中に広がっていった、という説です。これが正しいとすれば、紀元前からあったということになります。

8世紀から12世紀の中国に「ツイワン」というゴルフによく似た球技があったことが確認されています。12世紀のスコットランドでは、羊飼いが野うさぎの巣穴に石ころを入れる遊びをしていたと言われています。

有力なのは、オランダ発祥のゲーム「コルフ」ではないかという説です。13世紀には4ホールのコースがあったという記録があります。元々は氷上のゲームだったものが地上でも行われるようになったそうです。オランダの研究者が、南部の町ベルヘン・オブ・ソームからスコットランドに、コルフに使うボール1樽を輸出した時の税金に関する書類が税関に残っていたのを発見しました。1486年の書類です。

スコットランドでのゴルフの発展

起源がどこであったにせよ、15世紀にはスコットランド政府が「ゴルフ禁止令」を出していますので、その頃には既にゴルフがスコットランドでかなり流行していたことは間違いありません。1850年の時点では、英国にあったゴルフコースの数は24。その後爆発的に人気が高まり、50年後の1900年には1200以上に増えています。1860年に始めて開催された「全英オープン」では12ホールのコースを3日間周って争われました。

初期のゴルフは1対1のマッチプレーでしたので、パーという考え方はありませんでした。2人のうちどちらがより少なかったかだけが争われていたので、ホールごとの規定打数は必要ありません。その後大勢で競技をするのにストロークプレー方式が考案され、ホールごとの打数が決められるようになりました。

アメリカ最初のゴルフコースは1887年に作られています。わずか3ホールしかないコースでした。翌1888年には、最初のゴルフクラブであるセントアンドリュースが設立されました。現在では世界に35000以上のゴルフコースがありますが、その半数はアメリカにあります。

尚、日本においては、1901年にできた神戸ゴルフ倶楽部が最初です。

ゴルフの起源はあいまいですが、スコットランドが発展に大きく寄与したことは間違いありません。